2019.04
デジタルプラットフォーム委員会
現在のインターネット広告市場は運用型広告が成長を牽引し、さまざまなサイトを訪れるオーディエンスへ効率よく訴求することが可能となりました。一方で、海賊版サイトへの広告掲載に端を発した広告掲載先の品質や広告を掲載する広告主ブランドの安全性(ブランドセーフティ)が新たな課題となっております。
JIAAでは、旧ネットワーク広告部会により2017年12月に「広告掲載先コントロールによる『ブランドセーフティ』確保に関するJIAAステートメント」を発表しました。
その後、より実効的な施策とするため組織をデジタルプラットフォーム委員会に拡大し、各社のポリシーを担当する専門スキルを有するメンバーを加え、ガイドライン作成の議論を重ねてきました。
そしてこのたび、広告掲載先の品質を確保するための標準的な原則や実施すべき具体的な対策をまとめた「広告掲載先の品質確保に関するガイドライン(ブランドセーフティガイドライン)」を策定しました。不適切な広告掲載先をコントロールし、反社会的勢力などへの広告費の流失を防ぎ、掲載先の品質と広告主ブランドの安全性を保つために、会員各社による本ガイドラインの積極的な活用を推進していきます。
今後、関係団体、関係行政機関とも連携し、本ガイドラインの普及啓発をより一層進めてまいります。
広告掲載先の品質確保に関するガイドライン(ブランドセーフティガイドライン)
※会員限定にて、関連資料を公開しております。JIAA会員社の方は以下よりご覧ください。