2021.01.07
JIAAでは、業界の品質課題などに対し様々な活動を推進しておりますが、インターネット広告が信頼され品質を向上させていくためには何よりもユーザーの視点、意識、価値観を大切にすべきと考えております。
広告基準委員会 / 広告フォーマットプロジェクトでは、市場に流布している不適切な広告フォーマットを整理分析したうえで、消費者調査を実施。実際にユーザーが様々な広告フォーマットを閲覧し、ウェブ閲覧時の広告表示のされ方を多角的に評価しました。
また、業界横断組織「Coalition for Better Ads(CBA)」と意見交換を行い、世界規模での消費者調査の結果を踏まえて策定した、CBAによる特定の広告フォーマットを非推奨とする基準「Better Ads Standards(BAS)」を分析しました。
こうした調査や分析の結果をもとに、インタースティシャル広告やオーバーレイ広告を実装する際の非推奨規定をまとめた「広告フォーマットに関するガイドライン」を制定しました。
インターネット広告がユーザーに嫌われぬよう、今後も価値を感じ続けてもらうためには何より信頼性の向上が必要です。
今後、広告フォーマットの適正化に向けた対策として、会員各社による本ガイドラインの積極的な活用を推進していくとともに、関係団体とも連携し、本ガイドラインのインターネット広告市場への普及啓発をより一層進めてまいります。
広告フォーマットに関するガイドライン
- なお、「JIAAインターネット広告調査」の結果や本ガイドライン制定までの「活動経緯や今後の課題」等を会員限定でご覧いただけます。